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下の、「よくあるお問い合わせ」のコーナーもひととおりご覧下さい。疑問に対する答えがひょっとして見つかるかもしれません。

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よくあるお問い合わせ

ヤマサ坂井陶器さんは「窯元」ですか?
「窯元」を、窯に費を入れて実際に陶磁器を焼いているところ、と定義するなら、そうではありません。業種でいうなら「卸売業」です。
しかしながら、当社は、自社ブランドのオリジナルの「製品」を持っておりますし、そういった意味では「メーカー」であり、実際に検品や梱包はほぼ100%自社で行っています。出来合いの使用品を右から左へ伝票上動かして利鞘を稼ぐブローカーとは明らかに違います。
商品の写真をメールで送ったらその商品を探してもらえますか?
できる限り努力して探させていただきますが、写真でなく実物を送っていただいた方が探しやすいです。
大抵の場合、このケースは業務用で以前から使っていたものを補充する場合です。探しても見つからないので依頼されることがほとんどですから、探し当てたら窯元が倒産してもうできない商品だった、ということはまれではありません。
何日もかけて探して、値段を言ったら「そんならいらん。」と言われたこともあります。もっとも恐れる結果です。
手元にあるカタログに乗っているこの商品を手に入れてもらえますか?
こちらもできる限り努力して探させていただきます。カタログの名称他、わかる範囲の情報をお知らせ下さい。
当社が常時扱う焼き物は、美濃焼・瀬戸焼・万古焼・信楽焼、一部取り扱いがあるのが有田焼・九谷焼です。この範囲でなら何とかカタログを探し出し入手の不可をお知らせいたします。
全くの個人なのですが、たとえばオリジナル食器の製作等相談にのってもらえますか?
メールや電話等で、オリジナル食器の製作の問い合わせをされる方の1割程度の人が、販売に関わることのない「一般」の人たちです。当社では、当然ながら、そういった方たちにもご相談に応じております。ただし、残念ながら、ロットの少なさに由来するコストの問題で、製作の実現に至るまでのケースはまれです。
たとえ商売にならなくても・・・何でもお答えしていく、というのをモットーにしております。どうぞご遠慮なくご相談下さい。
全くの個人なのですが、商品をわけてもらえますか?
もちろん、どなたにでも一個から販売いたします。いわゆる小売りに関しましては、専用サイトとしていいうつわやドットコムを別に開設しております。そちらもどうぞごらんになってみて下さい。1個から販売しております。
よく「オリジナルマグ1個から作成します」というのを見かけますが、ヤマサ坂井さんでも1個から作ってもらえますか?
一個からつくりますが、当社で主に採用している「本焼成」での製作は、非常に高価なものになります。転写の版代のコストの比重が高くなるためです。お勧めしません。
「一個から作成」と謳っているところは、昇華インクを低温で焼き付ける(というより定着させる)製法で絵柄や写真をマグに付けます。大抵の場合、使用する転写紙を版を使わないインクジェットプリンタで出力して印刷するので、色の再現性がよく文字通り1個から作成できます。
ただし、大量生産によるコストダウンは見込めないのと、本焼成に比べ摩擦に弱く、食器として耐水性に問題があります。
当社では、一般の食器と同じ「本焼成」にこだわっています。写真を忠実に再現する必要がある場合等以外では低温焼成はおすすめしておりません。
オリジナル食器はどのぐらいの数量から作ってもらえますか?
店名を食器に焼き付ける、いわゆる「名入れ」なら30個程度からお受けします。ほとんど商売にはならないので「サービス」の一貫です。本当は100個程度が望ましいのですが・・・。
オリジナル形状のものを作るとすると、型代のコストと製品化の手間を考えたら最低で200個、当社が商売となるのは1000個ぐらいからでしょうか。大量生産できる丸いプレート類だともう少しロットが欲しいです。
実際、お客様のご依頼で丸いプレートで形状をオリジナルで作成した実績は当社ではありません。柄に凝ったり、色を変えたり、そういった工夫の方が小ロットで見栄えのいい食器がてきるからでしょう。
こちらの手持ちの食器や他で購入した食器に名入れしてもらえますか?
このご依頼は結構あります。一応お受けしたこともありますが、その場合でも焼成による破損や仕上がりに満足できない場合の保証は出来ませんのでご了承下さい。
最近、結構あるのは、中国製の安いプレートへの名入れの依頼です。これらは結構焼成途中で割れます。30枚依頼を受けて10枚割れたこともあります。
いずれにしてもこれは他のサービスに付随する無償サービスの一環程度にお考え下さい。
半製品を供給してもらえますか?
陶芸教室などで使いたい、個人の趣味で欲しい、等々の理由で、無地の皿・素焼きの生地などの半製品のご要望があります。素焼きの生地に関しては、まだ実績はありません。陶磁器に様々な種類があるように、半製品にもそれと同数の種類があります。使用目的に合致するものが手配できるかどうか、一度ご相談下さい。
まだ具体的ではないのですが、オリジナルの器を作るにあたり、大体のコストが知りたいのですが?
これは、非常に多い質問ですが、非常に答えづらい質問です。当たり前のことですが、お見積もり依頼の内容が具体的であればあるほど、正確な見積もりが出せます。まず、どんなものを作りたいか、どのくらいの数作りたいか、これぐらいははっきりしておく必要があります。
話は多少ずれますが、こちらからのご質問として、オリジナルで作りたい理由はなにか、を最初にお聞きします。大抵の場合、既製品で思っていたものがないから、デザインが気に入らないから、等の答えが返ってきます。ここで、既製品で思い当たるものと、既製品に手を加えることをご提案します。具体的なデザインイメージのない方は大抵これで納得されます。
以前、「こういう丼が作りたいので見積もって。」とCG画像を添付してきた人がいました。かなり正確に見積もりが出来たことは言うまでもありません。